歯科医院のデザインをお手伝いさせていただいていると、ユニットの張り地の色を相談されることが多くあります。各ユニットメーカーさんの張り地を、医院のトーン・アンド・マナーと、インテリアの色味を見ながら、選択するのですが、張地のバリエーションの多さに感動してしまうのが、こちらエーデントさんの張地です。
人工皮革なのですが、シボも良く(個人的な見解ですが・・・)カラーバリエーションも微妙な色が用意されていて憎いです。また、張地の張り方もステッチが施してあり、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
以前、伺ったのですが、ステッチ部分にホコリが詰まりませんか、との問にメーカーの方は「日本人は掃除をしないのですか?」との答えが帰ってきたそうです。
確かに日々の業務の簡素化は大事なことだとは思います。
我々も、提案するデザインのメンテナンスも考慮し、診療室内であれば、拭き取れるビニールクロスを、カウンターなどの作業天板には、メラミン化粧板等を選択していきます。
重要なのは、コスト効率を考えた適材適所の選択だと考えております。弊社チーフデザイナーの江畑がゴマーク・マテリアル・図面を並べ、カラーの検討をしております。
シンプルですが、結構難しい選択なのです。
オジデザインワークス半田