先日ビックサイトで行われたインテリアライフスタイル展に行きましたが、展示場内は撮影禁止だったのでお見せできるものがなくて残念です。(発売前のものも数多く展示されていました)
なので最近モダン家具を見慣れてしまった先生方のために、クラッシック家具の雰囲気を歯科医院の内装デザインに取り入れたくてリサーチをしていましたのでご紹介します。
クラッシック家具には時代背景を感じるものや職人技が素晴らしいものなど、芸術的な家具がたくさんあります。
そして驚くほど破格な家具まで。
下記写真は1989年6月3日、ジョン・ゴタード(18世紀後期の中でもっと優れた評価をされた職人)がニコラス・ブラウンのために製作したという個人収蔵の最後の1台をブラウン家がクリスティズ・オークションに出展したところ、世界最高額の16億7千万円で落札された家具の復刻版になります。(復刻版¥8,505,000-)
この家具は飾り棚として扉を開けて使用するようです。細部にまで細工がほどこされていて感動しました。
アメリカ三大財閥のデュポンもコレクターになるほど由緒ある家具メーカーは、こだわりも半端無くスケールが大きかったです。
こちらの家具はオペラ歌手のマリア・カラスのために作られたドロシー・ドレイパーの傑作。
時代に左右されない美しい小柄なこのチェアは座り心地もよく、ドレッシングチェアとしても優雅な空間を演出してくれます。
歯科医院の内装ではパウダールームにいいと思います。
こちらの家具は近代的な要素も加わったオケージョナルソファ。
モダン空間の中にクラッシックの家具をオブジェとして取り入れるのも、間の取り方として面白いと思います。
最後にフォルムと張地のバランスがかわいいラブシート。
ソファや椅子は張地でずいぶん印象が変わります。弊社でも特に気をつかってコーディネートしています。
先生方のご要望にお応えできるように日々勉強しております。機会がないと勉強できなこともありますので、とても為になっています。
たくさんのご要望お待ちしております。
インテリアスタイリスト梅本