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先日、当ブログにてデザイナー用のスケッチブックの説明をいたしました。そのスケッチブックを用いた、ロゴマークのアイデア出しをご紹介したいと思います。※物件によって、目的や条件が様々な我々の仕事は、そのアプローチもまたそれぞれの手法があります。今回は一例としてご紹介いたしまが、残念ながらイメージ写真は進行中の内容もあるので、ぼかしをかけています。すみません!

01.プロジェクトのはじめに、『デザインヒアリング』というイベントがあります。平面や空間、全体のディレクションといった見地で先生方に様々な質問を複数人のデザイナー同席で行ないます。医療で言えば、問診票やカルテの様なものでしょうか?組織的に、デザインを行う上で、各デザイナーが、ニーズを理解しミッション設定を行なう重要な時間帯です。私の担当するグラフィックの部分では、ロゴマークのやキービジュアル、ツール展開、サイン計画といった部分のアイデア出しのヒントとなる言葉をできるだけ多くヒアリングし読み込み作業を行います。

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02.メモした内容から、派生して考えられる単語を書き出しインテリアデザイナーやスタイリスト、ディレクター等とミーティングを行い社内議論を行ないます。

03.各デザイナーとミッション設定、コンセプトの設定を行ないますが、絞り込みは行なわず、可能な限り大胆で、理想的な有り方を社内で共有化する事が、重要です!。

04.ロゴマークのラフスケッチを描いていきます。この時に大事なのが、決めたコンセプトを動かさないこと。つまりプロジェクトの目的等の領域を、しっかり想像して、デザインの表現部分を創造していくスタンスです。これを間違えるとただの個人的好みや、お絵描きで終わってしまい強いデザインにはなりません。一番難しい部分です。

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05.段階段階で、各デザイナーとも協議を行ない、単語を書き出した時と同様に、ラフスケッチから医院イメージとうまく合致するマークにチェックをします。ここまでがスケッチブックを用いたアイデア出しです。

06.この後、チェックしたマークをトレースして形状を描き起こします。描き起こした複数案を、再度、社内協議にかけ、選定していき、協議、調整していきます。プレゼンテーション時にお見せする案は、数案ですが、何倍もの作業の末に進めていきます。

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デザインというとPC上での作業がメインとイメージされることも多いかもしれません。しかし、このようにアイデア出しといった場合においては、やはり手によるアナログな作業が非常に大切です。今日もより良いものを生み出すため、手を動かし続けます。

グラフィックデザイナー永井弘人

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